ロゴマークの由来~モチーフはゴムの木です~

6月に入ってから、ようやくご挨拶まわりを始めました。
知人友人、知人の紹介でお会いした税理士事務所さんや不動産屋さん等々、対面で名刺をお渡しさせていただいています。
やっぱり、最初のご挨拶は対面に勝るものはない、というのが実感です。

そんなご挨拶まわりのなか、多くの方が名刺に入れているロゴマークに興味を持ってくださいます。
私としては、思い入れのあるロゴマークなので、そうやって皆様が関心をもってくださり、また、素敵なロゴですね、と言ってくださると非常に嬉しく、大変励みになっています。
ですので、今日は、弊所のロゴマークに込めた思いと、その制作過程について書いてみたいと思います。

ロゴマークに込めた思いロゴマーク

独立して、自分で事務所を開こうと思った時に、まず、ロゴマークを作りたいと思いました。
せっかく自分の事務所を持つのであれば、何か自分らしさを表現できるロゴを名刺やホームページに入れたいなとわくわくしました。
ロゴにする元は何にしよう?、と考えたときに目に入ったのが、居間にあるゴムの木でした。
フィカス・アルテシマという種類のゴムの木で、私の受験時代に家人が買ってくれたものでした。
当時、私は受験3年目で、精神的にも肉体的にもかなり限界に達していたのですが、そんな私に少しでもいい環境を、とプレゼントしてくれたのが、空気をきれいにしてくれるというこの木でした。木のおかげか、この年、無事に合格することができました。

購入当時は、テレビの半分に満たないくらいの高さしかない木でしたが、気が付くと、その木はすっかり大きくなり、テレビよりも大きく成長していました。
それを見て、あ、これにしよう、と思いました。
この木が成長しているように、自分なりに司法書士という仕事に精一杯取り組んできた自分も、何も知らなかった合格当時に比べれば曲がりなりにも成長しているんだと思え、開業に踏みきった自分に力を与えてくれたように感じました。
そして、これからもこの木に負けないように自分も司法書士として成長していきたい、と思いました。

調べてみると、花言葉も「永遠の幸福」で、高齢者の方が安心して暮らせるお手伝いを、という自分の事務所のコンセプトにもぴったり合うものでした。

ロゴマークの完成まで

モチーフは決まったものの、どこに頼めばいいのか分かりません。
知合い伝いに紹介してもらおうと思いましたが、なかなか自分の好みと予算に合いそうな方が見つかりませんでした。

いっそのこと、ネットならどうだろうと探す中で、ココナラというサービスを見つけました。
いろいろなサービスを仲介しているサイトで、料金も明示されていて、登録している人の作品やその人に対するコメントも見られ、安心感がありました。
その中から、作品と依頼した人たちのコメントが非常によかった女性のデザイナーさんにお願いすることにしました。

まず、ゴムの木の絵を自分で模写し、実物の写真と共に送りました。
木だけをモチーフにした丸いロゴは結構よく見るので、何か違った感じにしたいなとは思っていましたが、どう変えればいいのか、素人なので思いつきません。色味も、実際の黄緑から緑といった色は自分の好みではありませんが、どうしたらよいのかやはり思いつきませんでした。

それに対して、デザイナーさんは、色味も形状も何パターンもの提案を出してくれました。
ただの木のモチーフ・木のモチーフに廣幡のHを絡ませたもの・抽象的なマーク等々、こちらの想像以上の、こういうのが欲しかったんです~!、というご提案の数々でした。
それから何度も、細かい葉の形状や色味の打ち合わせを重ねて、最終的に、フィカス・アルテシマのゴムの木と廣幡のHを絡めた形で、色味は私自身の好きな自然の癒しを感じるアース系に落ち着きました。

とても満足のいくロゴマークを作成していただいたと心から感謝しています。

このロゴ作成を通して、ただ単にロゴを購入する以上のものを得られたと感じています。
女性デザイナーの方の対応の早さ、丁寧さ、こちらの意を汲んだ素晴らしい提案、さらにはこちらのちょっとした相談にも真摯に助言を下さる姿勢等々、プロとしてこうありたい、というお仕事の仕方をされていました。
自分自身もお客様にそんな風に思ってもらえる仕事ができるようになりたい、と思わせられた素敵なデザイナーの方でした。

※こちらが現在の我が家のゴムの木です。
この木と一緒に、もっと幹を太くたくましく成長していきたいと思います。
ゴムの木